東京ミッドタウンの一角、ブランドショップと並んで位置するサントリー美術館。東京ミッドタウン内の一施設としてつくられた、主に日本の古美術を収蔵する美術館です。
同じ六本木には多くの美術館があることも手伝って、これまであまり訪ねてこなかったこの建築。気になる作家の展覧会が開催されると知って足を運んできました。








*1:サントリー美術館のHPでは自然光を取り入れたときの姿を見ることができる(URL:https://www.suntory.co.jp/sma/)



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和紙をはじめとする「和」の要素が多用される中で、紐によるパーティションなどの現代的な設えが新鮮に映るこの美術館。互いがぶつかり合うことなく、不思議と調和して感じられたのが印象的でした。
隈研吾さん設計の美術館は他にも数多く存在するものの、ショッピングモールとこれほど一体的につくられた例はおそらくここが初めて。美術館の役割を考える上でも、とても示唆に富む建築であるように思いました。
サントリー美術館
[竣工]2007年
[設計]隈研吾建築都市設計事務所(建築)
[用途]美術館
[住所]東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウンガレリア3階
[HP]https://www.suntory.co.jp/sma/
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